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わたしがあなたを贖なう」 出エジプトの心

宰相となったヨセフの勧めで、ナイル川扇状地東ゴシェンに移住したヤコブ一族は、摂理的な神の加護の下、飢饉難を逃れた。
歳月は流れて、王朝の盛衰に左右されて、昔の厚遇は夢のような過酷な時代が巡り来た。第18王朝トトメスⅠ、ⅠⅠ世またアメンホテプⅠⅠ世の圧政下の苦悩からの呻吟は天に届いた。
430年の時満ちて、遂に、解放の時は訪れた。時はBC15世紀半であった。神の事業のための起用人材は?
①人材育成  
幼児殺害の罠を免れ、奇しくも王宮で養育されるも、挫折の峠を越え、砕かれて、晩年になり解放者に召されたモーセ。人の思いとの隔たりの不思議。総ては神に依らねば叶わぬ大事であり、無力の力を荒野で養われた神の育成法であった。
②贖罪の礎
出エジプト記は「贖いの原点」を物語り、過越祭に描かれる「贖罪の子羊」は主イエスにおいて、正に、1500年後に、この大祭の只中で十字架上に成就した(ヨハネ1:29)。神の御子のいのちの代価を払って。
③契約の神
その真実と主権は「わたしは主である」(6:1ー13)と啓示なさる方ヤハゥエによって救済史に輝いている。天下に唯一の救いである。(使徒4:12)

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