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—御心を探りつつ行く — 使徒の働き22章22-30節

使徒パウロは「ローマ市民権」を持っていた。しかも、生まれながらの市民であった。それは、パウロの父もしくは祖父の代からローマ市民であったことを意味している。ローマ市民権を持つ者にはいくつかの特権があり、ローマ式のむち打ち刑や十字架刑の免除もその一つであった。
パウロは、暴動の真意を確かめるためにむち打ちで拷問されそうになったが、自身が「ローマ市民権」を持っていることを伝え、そのことによって鎖が解かれた。パウロの持つ「ローマ市民権」によってパウロは命が救われ、正式な裁判が開かれていく。「ローマ市民権」はパウロの優秀さゆえでも努力でもなく、生まれた時から自動的に得ていたものである。
主の備えと救いのみわざには、驚くばかりである。主は、私達に様々なことを備えてくださる。主の助けは、驚くべき奇跡だけではない。身近なものを用いて私たちを助けることも可能である。五里霧中のような時であっても、主にはその備えがある。信頼して行こう。ここまで守ってくださった主は、これからも守ってくださる。

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