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「実現した夢」 ヨセフの生涯  創37-50章 20181125

ヨセフ命名の由来は「取り去り、加える」(創30:23、24)である。
その人生は名前通り、「悲運、不条理、苦難」が取り去られ、「幸運、摂理、成功」が加えられた。110年の生涯は17才で、父の偏愛を憎んだ兄達による暴行後、隊商によりエジプトで奴隷に売り飛ばされて
波乱が始まる。
夢繋ぎの人生は神の摂理でパロ王により宰相に抜擢され、夢解釈をした飢饉の危機管理統治を任され、見事に果たし、93年のエジプト生活の中で土着化(改名、結婚)しつつも、異質性を確保し、飢饉に際して親族存亡を移住で乗り切り、エジプト統治での主の民形成に用いられた。
その人生の特徴は、
①神の摂理の中で(ローマ8:28)・彼は、夢に導かれ、夢解釈をなさる神の計画通り事態は動いた。繰り返す、不運の中でも腐らず、疑わず、絶えず、主と共に歩んだ。
②神の時を待つ。(伝道3:1、11)啓示としての神の夢は神の時に必ず実現した。冤罪で獄中にあった時に献酌官と調理官の夢を解いた。だが、2年間忘れられて、将に、最善の機会に王の夢解釈をする運びとなった。時満ちて、その知恵、管理能力、行動力が結実した。将に、「三方良し」の活躍で、苦しみを忘却(マナセ)させ、人生の結実(エフライム)を計る神の時を生きたのである。
③神に栄光あれ。(箴言3:6,16:9,24:16)私ではなく、神です と幾度も神に栄光を帰した。(40:8,41:16,32)二人の息子の命名にも、兄達への赦しにも神の摂理を認め、栄光を帰す。(45:5-8、50:20)その姿は主イエスに重なってくる。

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